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2008年02月15日(金) 12時16分

迷惑メール22億通! 25歳男を逮捕産経新聞

 架空の送信者名を使い22億通の迷惑メールを送信したとして、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは、特定電子メール送信適正化法違反(送信者情報を偽る行為)の疑いで、東京都江東区大島、アルバイト、椎名勇気容疑者(25)を逮捕した。

 調べだと椎名容疑者は架空の電子メールアドレスを使用して、昨年11月13日午前1時ごろから10時25分ごろにかけて、自分のパソコンを使用して、競馬情報サイトや出会い系サイトに誘導する迷惑メールを9回送信した疑い。

 平成18年5月ごろから昨年12月までの間、約22億通の迷惑メールを送信していた。

 一度に大量のメールを送信できるソフトを使って、送信者名を書き換えて送っていた。送信先のメールアドレスは、インターネットを通じて名簿業者から80万件購入していた。

 受信者が利用登録すると、広告主から手数料が入る仕組みで、これまでに2000万円の利益を得ていた。椎名容疑者は容疑を認め、「まさか捕まると思っていなかった」と話しているという。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080215-00000930-san-soci