廃プラスチックを海外へ輸出して得た所得約１億８８００万円を隠し、０６年までの３年間に所得税約６４７０万円を脱税したとして、大阪国税局は、大阪府東大阪市のリサイクル業、桧垣義訓（よしのり）経営者（６９）を所得税法違反容疑で大阪地検に告発した。廃プラスチックは原油高や中国の好景気などで需要が高まり、業者の売上高も０６年は０３年の３倍の３億２０００万円に伸びていたという。
関係者によると、桧垣経営者は、近畿一円の工場から出たプラスチックの端材を仕入れて加工し、香港などへ輸出。仕入れ価格を水増しするなどの手口で、所得を少なく見せかけていたとされる。すでに修正申告に応じているという。 アサヒ・コムトップへ
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