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2008年02月14日(木) 06時49分

“裸ポスター騒動”の蘇民祭が始まる産経新聞

 裸姿のポスターが「客に不快感を与える」としてJR東日本盛岡支社に掲載を拒否されて話題となった国の無形民俗文化財「蘇民祭」が13日夜、岩手県奥州市の黒石寺で始まり、五穀豊穣(ほうじょう)などを願った。

ポスターのモデル男性も登場 ほかの写真はこちら

 祭りは午後10時に下帯姿の厄年の男性や一般の祈願者が水をかぶり身を清める「裸参り」で幕開け。「ジャッソー、ジョヤサ」のかけ声が寒空に響いた。

 午後11時半ごろからは、積み上げたマツの丸太に火をつけて登る「柴燈木(ひたき)登り」に男性らが汗を流しながら参加した。

 祭りでは下帯をつけない男性の参加が問題となり、市などが着用を呼びかけ、岩手県警も「全裸は公然わいせつ罪に該当する」と警告していた。

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