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2008年02月12日(火) 14時36分

印鑑で「霊感商法」容疑者4人逮捕へ…長野県警読売新聞

 「買わなければ不幸が続く」などと不安をあおり、高額な印鑑を売りつけたとして、長野県警生活環境課と松本署などは、同県松本市の小売業「煌健舎(こうけんしゃ)」の販売員ら4人について、特定商取引法違反(威迫、困惑など)の疑いで逮捕状を取り、12日午前、同容疑で県内の事務所などの捜索を始めた。

 容疑が固まり次第、4人を逮捕する方針。「開運印鑑商法」の被害相談は全国的に増えており、県警は悪質な霊感商法とみて実態解明を進める。

 調べによると、同社の販売員らは、2006年ごろから、広告などを見て、悩みの相談に来た松本市内などに住む20〜70歳代の男女4人を事務所に呼んで、約40万〜70万円の印鑑セットの購入を迫り、相手を困惑させた疑い。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080212-OYT1T00220.htm