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2008年02月02日(土) 15時03分

中国製ギョーザ中毒:健康被害、確認されず 県など終日対応に追われる /大分毎日新聞

 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で県などの関係機関は、1日も健康被害の有無の調査や、自主回収対象商品の流通先の把握に追われた。
 県食品安全・衛生課によると、1日午後5時現在、冷凍ギョーザなど自主回収対象品を食べたことによる健康被害は確認されていない。県内の保健所や、生協には「冷凍食品を食べて下痢をした」など計71件の相談が寄せられたが、千葉県などのケースのように食べた直後の発症はなく、中毒だったかは不明。食品が残っていた4件(CO・OP手作り餃子)は、県の機関で農薬などが含まれていないか調べ、うち1件は問題なかったという。
 また、県は先月31日から2日間で、対象商品を扱う卸売業者、小売店舗計405軒を調査し、回収の徹底などを呼びかけた。【小畑英介】

2月2日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080202-00000256-mailo-l44