2008年01月26日(土) 18時24分
【増田タワシの価格ウォッチ】ブルーレイディスク/HD DVDレコーダー価格調査(RBB TODAY)
年明け早々次世代DVDの規格争いに大きな動きがあった。国内でも大きく報じられたのでご存知の方も多いだろうが、今までBlu-rayとHD DVD双方にソフトを提供してきた米映画大手ワーナー・ブラザースが今後はBlu-rayのみで販売すると発表したのだ。
ほかのメーカー製品の価格データ ということで今週はブルーレイディスク/HD DVDレコーダーの価格調査を行った。なおブルーレイディスクレコーダーについては11月に調査を行っているが、価格動向を比較するという意味でもアリかと思い、短い期間ながら再度調査を行った次第だ。
売り場の様子は、まさに市場の状況そのままといった印象でBlu-rayとHD DVDの割合は9対1といったところ。販売店レベルでもHD DVDというか東芝は厳しい戦いを強いられている。
肝心の価格的な動きだは「ほとんどなし」というのが結論。年末商戦を終えて少しは値下がりしているかと思いきや、まったくと言っていいほど動きはない。もちろん売れていないのかというとそうではない。ショップスタッフによると「ブルーレイディスクレコーダーの一番人気商品のSONY/BDZ-X90などは年末年始はかなり売れました。入荷した数だけ端から売れてしまって最近になってようやく在庫ができるようになったほどです」とのこと。
冷静に考えて、これらブルーレイディスク/HD DVDレコーダーを購入するほぼ全ての人が液晶/プラズマTVを持っているわけで、さらに約20万円(SONY/BDZ-X90)のレコーダーとは…。ちなみに個人的にはBlu-rayでもHD DVDでもどちらでもよい。ただあくまで勝手な予想だが、ブルーレイディスクレコーダーはもう少し値下がりしそうな気がしている。もうしばらくは様子をみて、年内には新しいレコーダーが買えればいいかなぁと思ったところだ。