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2008年01月21日(月) 18時02分

栃木・宇都宮市の住宅に押し入り妻を殺害した別居中の夫逮捕 妻はDVで警察に被害届フジTV

栃木・宇都宮市で21日昼すぎ、別居中の妻の住宅に窓ガラスを割って侵入し、妻を殺害した夫が逮捕された。妻は夫の暴力について、警察に相談したばかりだった。
近所の人は「ショックです。まさか隣(の人が)」と語った。
21日午後0時すぎ、別居中の夫が栃木・宇都宮市の妻の住宅に押し入り、居間にいた妻を文化包丁で刺した。
刺されたのは金子 未来子さん(32)で、刺した金子隆司容疑者(46)とは別居中だった。
隆司容疑者は「どう刺したかは覚えていない」と供述している。
未来子さんのそばに、ぼうぜんと座っていた隆司容疑者の両手は、血だらけだったという。
現場となった家の中には、未来子さんの3歳の長男と祖母もいたが、けがはなかったという。
未来子さんを知る人は「(未来子さんは)すごく優しくていい子。はっきりしてる子。(子どもを)すごくかわいがっていました」と語った。
未来子さんは、首や背中などを刺され、およそ1時間半後に病院で死亡が確認された。
2人は、1年半ほど前から、隆司容疑者のDV(ドメスティックバイオレンス)により別居状態だったという。
未来子さんは1月2日、隆司容疑者から背中をけるなどの暴行を受け、2週間程度のけがをした。
そして、11日に警察に相談していて、その際、「長男に危害を加えられるのが怖いので、被害届は出せません」と話していたという。
そして、未来子さんは18日、夫の暴力に対し、傷害罪で今市署に被害届を出していた。
未来子さんは「暴行は年に1〜2度ありました」と話しているという。
隆司容疑者は、未来子さんを刺したことを認めていて、警察はくわしい動機について調べている。
highlow highlow 2008/01/21 18:02

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