記事登録
2007年11月30日(金) 10時00分

啓光学園・大阪工大高合併日刊ゲンダイ

 大阪を代表するラグビー強豪校同士が、スクラムを組んで学校の生き残りを図る。
 大阪工大高などを運営する大阪工大摂南大学が、啓光学園を実質的に吸収合併することが分かった。経営統合に伴い、来春から大阪工大高は「常翔学園高」、啓光学園は「常翔啓光学園」に校名を改める。
 啓光学園は全国高校ラグビーで6回の優勝を数えるが、入試偏差値は45(大阪進研)に低迷。大学全入時代を迎え、90年代に300人前後だった入学者数は、ここ数年200人を割っていた。03年から特進コースを設けて進学にも力を入れたが、旧帝大クラスの合格者はゼロ。偏差値47(普専)の大阪工大高も同じ悩みを抱えている。両校ともラグビーで全国区の知名度を誇るが、少子化という強敵には勝てなかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071130-00000013-gen-ent