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2007年11月30日(金) 05時30分

山田洋行側、3億3千万円上乗せ=陸自車両、高値で随意契約−担当課捜索・地検時事通信

 防衛専門商社「山田洋行」の子会社が輸入した生物剤検知装置を搭載した生物偵察車を、防衛庁(当時)が2005年、予算額より3億3000万円高い15億6000万円で購入していたことが30日、分かった。別機種への変更も検討された上での随意契約で、東京地検特捜部は29日、発注元の陸上幕僚監部武器・化学課を捜索。契約の過程で、前事務次官守屋武昌容疑者(63)=収賄容疑で逮捕=の口利きがなかったか調べている。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071130-00000012-jij-soci