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2007年11月29日(木) 10時00分

はたして巨乳はトクかソンか!? —Hカップのデカパイ記者が取材日刊ゲンダイ



 男性陣には圧倒的人気を誇る「巨乳」だが、当の持ち主には悩みも多い。はたして巨乳はトクなのかソンなのか——。
 自分自身Hカップという巨乳に生まれついた女性記者が悲喜こもごもの実体験を交え“巨乳”事情をリポートした米ドキュメント本が翻訳刊行された。「巨乳はうらやましいか?」(実川元子訳 早川書房 1400円)の著者は、「NYタイムズ・マガジン」などの一流紙で筆を振るうスーザン・セリグソン記者。細い肩から魚雷のような巨乳が突き出たアニメキャラ体形で街を歩けば男たちにジロジロ見られ、ときに追い回され、通りすがりにオッパイをつかまれることも一度ならず。職場では上司に「気が散るから、ゆったりしたブラウスを着るように」と指示され、乳房の重さで常に背中と、すれる肉が痛み、ブラなしでは過ごせないのにブラが食い込み、かゆくてアセモができてしまう。なぜか頭がよくないと思われ、見ず知らずの男性に親切にされることは多いが、人格はまったく無視されていると思うことも多い、とか。
 それでも、今やアメリカだけで年間30万人の女性が豊胸手術を受け、おぞましい失敗例も増加中。人工乳房の増殖で、巨乳の有名女性は偽パイ疑惑をみずから晴らさなければならないご時世だ。そんな“巨乳”最新事情をデカパイ雑誌の編集長、美乳整形医、豊胸&減胸手術体験者、人工の爆乳ストリッパーまでに体当たりで取材した話題の一冊。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071129-00000011-gen-ent