記事登録
2007年11月29日(木) 10時00分

リストラ最右翼「タイゾー」評価急上昇の怪日刊ゲンダイ

 小泉チルドレンが厳しい状況に追い込まれている。自民党の菅義偉選対副委員長が25日、「今度の選挙は政権選択の大事な選挙。(チルドレンを)比例代表で優遇する余裕は(党内に)ない」と強調したのだ。
 そうなると、真っ先にリストラの対象になりそうなのが、杉村太蔵議員(28)だ。前回は、比例代表南関東ブロックの名簿35位でまさかの当選。次は北海道1区からの出馬を狙っているが、党の公認は地元会社役員の長谷川岳氏や道議が有力視されている。
 ところがどっこい、ここにきて党内のタイゾー評が急上昇しているという。
「菅選対副委員長が、『タイゾーには見込みがある』と周囲に漏らしているようです。ほかのチルドレンが、次も比例区で楽をしたがっているのに対し、タイゾーは小選挙区への鞍替えを希望した。しかも、北海道1区は、民主党の横路孝弘の地盤。あえて死地に赴くタイゾーのチャレンジ精神を買っているようです」(永田町関係者)
 武部勤元幹事長を批判したこともあったが、党内の若手を中心に「よくぞ言った」と拍手が起こったという。
「最近は発言にも慎重。党批判を連発したブログも9月27日から更新していません。『若い杉村なら選挙の顔にもなる』という声も出始めています」(事情通)
 自民党もいよいよオシマイだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071129-00000005-gen-ent