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2007年11月29日(木) 23時14分

マクドナルドのサラダ日時張り替え「6年前からほぼ毎日」読売新聞

 マクドナルドの東京都内の4店舗が、売れ残ったサラダの調理日時のシールを張り替えて販売していた問題で、日本マクドナルド(本社・東京都新宿区)は29日、記者会見を開き、こうした改ざんが6年前からほぼ毎日行われていたことを明らかにした。

 問題が発覚した直後の27日の会見では、「2年前から張り替えをしたことがあった」と説明していた。2004年以降、賞味期限切れの原料を使用していたことも確認されたとしている。

 この4店舗は、同社とのフランチャイズ契約に基づいて「アスリート」(同)が運営していた早稲田店、大塚駅前店、新大塚店、本郷三丁目店。

 日本マクドナルドによると、サラダのシールの張り替えはアスリート社員がアルバイト店員に指示し、3店舗では01年12月から、1店舗では02年7月から常態化していた。サラダは本来は、販売する当日に調理すべきなのに、前日の閉店後に調理して翌日に販売することもあった。シールの張り替えはヨーグルトでも昨年6月から行われていたという。

 一方、賞味期限切れで使われていたのは、「マックシェイク」に用いる「シェイクミックス」、ソフトクリーム商品に使う「ソフトミックス」、ハンバーガー用のスライストマト。本郷三丁目店では1995年から月4回、マックシェイク用の機械を洗浄する際、残っているシェイクミックスを再利用していたという。

 日本マクドナルドは、他店でも問題がなかったかどうか調査を続ける方針。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071129i214.htm