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2007年11月27日(火) 09時44分

桂銀淑が覚せい剤所持で逮捕日刊スポーツ

 韓国出身の歌手桂銀淑(ケイ・ウンスク=45)が26日午後、都内の自宅で、覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で警視庁の捜査員に逮捕された。
 警察関係者によると、桂容疑者は今春から全国各地で精力的にコンサートを実施。今月中旬に実施した横浜公演を最後にオフに入り、この日は同居の母(85)と2人で自宅にいたところ、警視庁の捜査員が踏み込んだ。警視庁関係者によると、容疑を認めているという。今後は、覚せい剤の入手先など慎重に調べを進めていく方針。
 桂容疑者はギャンブル好きで知られ、これまでもテレビ出演のドタキャンや借金をめぐる騒動があった。95年には自律神経失調症などで体調を崩し、韓国で長期療養。99年には腎不全を患いコンサートをキャンセル。昨年にはNHKの音楽生番組出演を体調不良でドタキャンした。
 だが、これまでは、刑事事件にかかわったことはなかった。昨年4月には所属事務所と2年以上も争った民事裁判が和解し、心機一転して5年ぶりに歌手活動を本格再開したばかり。独特のハスキーボイスで、全国のファンに完全復活を印象付けた直後の逮捕劇となった。
 先月から覚せい剤による芸能人の逮捕が相次いでいる。元アイドルは先月末に逮捕され、先日、猶予刑が言い渡されたばかり。女優三田佳子の二男の歌手高橋祐也容疑者も、今月15日に逮捕された。捜査関係者によると、警察は覚せい剤の取り締まりに本腰を入れ、強化しているという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071127-00000044-nks-ent