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2007年11月25日(日) 10時00分

この人に直撃!!  あびる優(タレント)日刊ゲンダイ

 バラエティーで活躍していた頃は“元気な女の子”だったが、妖艶(ようえん)な女優に化けた。17日公開の映画「富江VS富江」(渋谷シネ・ラ・セット)で主演している。「富江」は菅野美穂や宮崎あおいを輩出した、若手俳優の登竜門的なシリーズ。これからは本格的に女優を目指していくのか——。

●まだ演技を見られるのは恥ずかしい。
「富江VS富江」は、人気ホラー映画「富江」シリーズ7作目。男たちを惑わす魔性の美少女、という設定だ。
「富江をどう演じるかという以前に、演技の経験がすごく少ないから、演技も映画の現場も、何もかも、右も左もわからず大変でした。それまではドラマにゲストでちょこっと出たり、DVDに出たくらいだったので……」
 これをきっかけに、本格的に女優進出か。
「それは微妙ですね(笑い)。7月に撮ったので、今もう一度演じたら、どこまでできるんだろうと考えることはあります。でも、まだ自分の作品を他人に見られるのが恥ずかしいし、自分で見ても、自分が出ると『ワッ、出てきた』みたいな(笑い)」

●お財布の中身 1万2000円。
●最近の事件 ひとりで電車に乗れるようになったこと(笑い)。
●お酒 ワイン1、2本。重たい赤が好き。
 そもそも、なぜ女優に挑戦したのか。
「以前は、女優はやりたくないと思っていました。それは、上手にできないと頭から思い込んでいたから。でも、たとえうまくいかなかったとしても一生懸命取り組むことに意味がある、という考えに変わりました」
 心境の変化はもちろん、お休みした時のことと無縁ではない。
「その間、いろいろ考えてみて痛感したことがあったんです。それは一本の仕事を作るには多くの人たちが動いてくれているっていうこと。以前の私は“しゃべったら終わり”でしたが、今は、まず“私を起用しよう”という人がいてくれて、音声さん、照明さん、編集さん、いろんな人がいて私を使ってくれていることに気づきました」
 そうして取り組んだのが、映画「富江VS富江」であり、この13日に発売された写真集「月刊あびる優」。ニューあびるのオトナの魅力に期待大だ。
●結婚観 26歳くらい。
「私が30歳になるまでに、幼稚園に入るくらいの子供がほしい。子供は3人。結婚相手? 子供のパパとして想像できる人が理想かな」
●料理 マーボー豆腐とパスタが得意。

●趣味 ヒューマンウオッチング。
「友達とバーや遊園地に行ったとき、ほかのお客さんを見て想像を膨らませるのが楽しい。あのカップルは付き合って1年目くらいだな、とか、ケンカして仲直りしたところだな、とか(笑い)」

◆プロフィル
 1986年、東京生まれ。「ホリプロ・インプルーブメント・アカデミー」(http://hia.horipro.co.jp)に見学に行く親戚についていきスカウトされた。
「おもしろいオジサンだなあと思っておしゃべりしていたら、校長でした」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071125-00000005-gen-ent