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2007年11月25日(日) 09時38分

紅白にアキバ枠しょこたんら出場日刊スポーツ

 大みそかの「NHK第58回紅白歌合戦」に中川翔子(22)リア・ディゾン(21)AKB48(エー・ケー・ビー・フォーティーエイト)が初出場することが24日、分かった。いずれもインターネットやグラビア・アイドルといった東京・秋葉原を発信地としたオタク文化の後押しを受け、人気を上げた。NHKは世相を反映した出演者として、3組を「アキバ枠」として抜てきしたようだ。
 かつてはマニアックな趣味を総称したオタク文化も、アキバ系を自認する麻生太郎元外務大臣が自民党総裁選挙の演説を秋葉原で行い、庶民派をアピールするなど、一般にも浸透してきた。NHK関係者は今年の紅白で「阿久悠さんをしのぶコーナーなど、いくつかのテーマを持って臨みたい」と説明しており、コーナーの1つにアキバ文化が検討されている。
 中川にとって紅白出場は、元歌手の父中川勝彦さん(享年32)の悲願。安室奈美恵にあこがれていたリアも紅白は目標だった。AKB48は、05年に作詞家秋元康氏が「21世紀のおニャン子クラブ」として結成させたグループ。おニャン子が果たせなかった紅白出場が果たされる。出場者は月末にも発表される。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071125-00000038-nks-ent