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2007年11月25日(日) 06時07分

オーストラリア総選挙 野党・労働党が圧勝、11年ぶりに政権交代へフジTV

オーストラリアの総選挙が24日に行われ、即日開票の結果、野党・労働党が圧勝し、11年ぶりに政権が交代がすることになった。
労働党のケビン・ラッド党首は「未来のために一致団結して、オーストラリアの歴史に新たなページを刻もう!」と述べた。
ラッド党首率いる最大野党の労働党は、イラクに派遣している部隊の撤退や、ハワード政権が拒否している京都議定書の批准などを公約し、幅広い支持を得た。
ABC放送によると、開票率75.6%で、下院150議席のうち労働党は、過半数を大きく超える86議席を獲得する見通しとなっている。
一方、11年にわたって政権を担ってきたハワード首相率いる保守連合は62議席で、首相自身も地元選挙区で落選し、議席を失うとみられている。
今後、オーストラリアは、ラッド新政権のもと、2008年半ばまでにイラクとその周辺から戦闘部隊およそ600人を段階的に撤退させるほか、アジア各国との関係を重視するなど、政策を大きく転換することになる。
highlow highlow 2007/11/25 06:07

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00122489.html