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2007年11月24日(土) 12時10分

返品の干し芋を再出荷 袋詰めし賞味期限改ざん東京新聞

 茨城県ひたちなか市の干し芋加工・販売「マルヒ」が売れ残って返品された商品の賞味期限を改ざんし、再出荷していたことが24日、分かった。

 同社によると、10月下旬に栃木県の卸問屋から返品された370袋(1袋100−800グラム)を袋詰めし直した。当初の賞味期限は30日以内だったが、新たに14−90日の賞味期限を印字した。数年前から、賞味期限内に返品された商品を再出荷していたという。

 黒沢弘昌専務(61)は「干し芋は保存食で経験上、安全と判断し商品を再出荷していたが、認識が甘かった。申し訳ない」と話した。

 同社は主に国産の干し芋を扱い、年間売り上げ約10億円。東日本を中心に出荷している。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007112401000230.html