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2007年11月24日(土) 10時00分

三田佳子は舞台の仕事も怪しくなって引退の危機日刊ゲンダイ

 三田佳子(66)が事実上の“引退”に追い込まれそうだ。二男の高橋祐也(27)の3度の覚醒剤による逮捕は致命的である。
 三田は先週の謝罪会見後、1日休養して12月の御園座の主演舞台「エドの舞踏会」のけいこを再開させた。「いい芝居をすることがおわびになるし、許してもらえると思う」と演出の石井ふく子氏や共演者にも頭を下げた。
 その御園座の12月の舞台は予定通りというが、問題は来年2月に明治座で上演される同じ舞台。雲行きが怪しいのだ。明治座の広報担当者は、
「舞台を上演するかしないかは、最終的に制作担当が決めること。今の段階で、必ず上演するしないと具体的なことは申し上げられない」
 と明言を避けた。
「エド——」の演出が大物プロデューサーの石井ふく子氏であることも三田にとっては手痛い。成人した息子の犯罪とはいえ、石井氏の舞台にマイナスのイメージを与えた影響はいずれ出る。一言でいえば、石井氏の顔に泥を塗ったということだ。
「明治座の舞台がポシャるか、三田の降板ということなら、女優生命のピンチです。息子の不祥事といっても、今後、スポンサーは三田を起用しないし、テレビ、映画の仕事はなくなる。その上、生命線だった舞台もダメとなると行き場がありません。三田の年齢を考えれば、もはや限界かもしれません」(芸能関係者)
 大女優・三田はどうやって立ち直るのか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071124-00000006-gen-ent