記事登録
2007年11月24日(土) 21時03分

オーストラリア総選挙 野党・労働党が勝利、11年ぶりの政権交代実現へフジTV

24日に行われたオーストラリアの総選挙は、即日開票の結果、イラク派遣軍の撤退などを公約に挙げた野党・労働党が勝利し、11年ぶりに政権交代が実現する。
ハワード首相は「野党・労働党のラッド党首に電話し、勝利をたたえたところです」と述べた。
最大野党の労働党は、議席の過半数を獲得し、圧勝が確実になった。
ケビン・ラッド党首が訴えてきた、イラク駐留オーストラリア軍の即時撤退や、ハワード政権が拒否している京都議定書の批准などの公約が、国民の支持を集めた。
一方、11年にわたり政権を維持してきたハワード首相は、5期目の政権はおろか、自らの議席も失う見通しで、完全な敗北を喫した。
ラッド次期首相のもとで、オーストラリアは、2008年半ばまでに、イラクとその周辺から戦闘部隊およそ600人を段階的に撤退させるなど、政策を大きく方向転換させることになる。
highlow highlow 2007/11/24 21:03

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00122478.html