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2007年11月23日(金) 06時09分

福田首相、民主・小沢代表に新テロ特措法成立に向けた協力要請も物別れに終わるフジTV

福田首相は22日午後、首相官邸で民主党の小沢代表と会談し、新テロ対策特別措置法案の会期内成立に向けた協力を要請したが、小沢代表は拒否し、会談は物別れに終わった。
福田首相は「極力、国会が順調に進行するようにするには、どうしたらいいのかといったようなことでね。ご相談を申し上げた」と述べた。
小沢代表は「いくら総理からお願いをいただいても、ほどほどに折り合いをつけるというたぐいのことはできないということを申し上げました」と語った。
会談では、福田首相が新テロ特措法案への支持を求めたのに対し、小沢代表は反対の姿勢をあらためて示し、防衛省の疑惑解明にまず取り組むべきとした。
さらに福田首相は、ほかの野党に対しても新テロ特措法案への協力を求めたが、各党は反対する方針を伝えた。
野党側の協力を得ることが困難になったことで、新テロ特措法案の会期内成立は極めて困難な情勢となり、会期の再延長が今後の政局の焦点となる。
一方、党首会談に同席した自民党の伊吹幹事長は22日夜、中川秀直元幹事長らと都内で会合を開き、出席者からは会期の再延長について、「民主党も年明けまでは引っ張れないのではないか」との見通しが示されたものの、当面は民主党の出方を注視しようとの認識で一致した。
highlow highlow 2007/11/23 06:09

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