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2007年11月22日(木) 16時33分

「女になろうと思ったこと一度もない」 美輪明宏、実は女性が大嫌いだったJ-CASTニュース

 人気番組「オーラの泉」に出演し、歯に衣着せぬ鋭いアドバイスをしている「愛の伝道師」美輪明宏さんが、別のバラエティ番組で驚愕の発言をした。外見とはうらはらに、実は女性が大嫌いで、「あんなものにはなりたくない」のだそうだ。

■無神経でふてぶてしくて、繊細さが無くて…

 美輪さんは2007年11月21日放送のTBS系バラエティ「明石家さんちゃんねる」に出演、さんまさんと、食事をしながらのトークを繰り広げた。
 さんまさんは、美輪さんから指摘されたことが今でも胸に突き刺さっているそうだ。「自分自身を愛しすぎているから結婚できないし、幸せになれない」という事だそうだ。
 美輪さんは、

  「あなた、まだ結婚したいと思ってるの?」

と先制攻撃。そして、さんまさんが女性に対して持っている理想は虚しいと切り捨てた。

  「あなたが好きなようなね、しっかりしているけど頼りなさそうな、保護本能をそそるような、そんな女は(いない)。私がこの歳になるまで、弱い女と強い男は見たこともない」

 その言葉に驚いたさんまさんが、美輪さんに対し、「女になろうとして生きてこられたわけでしょ?」と聞き返すと、

  「女になろうと思ったことなど一度もありませんよ!言ったこともない!あんなもの、誰がなろうと思うもんですか!! 」

と激昂。女性の欠点を興奮気味に次々と口にした。

 美輪さんが女性を嫌いなのは、無神経でふてぶてしくて、繊細さが無くて、ドーンと強い、ことなどだ。しかも、女性には、「でも」と「しかし」の切り札があって、それを後ろにずっと隠している。負けそうになると水戸黄門の印籠のように出してくるのだそうだ。美輪さんが例として挙げたのは、巨乳の女性が現れたとき。「うらやましい」「スタイルがいい」などと褒めるが、結局、「でも、あの人、頭悪そう」に持っていき、「負けない」状況を演出する。

■「男性になろうとも思わなかった?」

 男性は、「でも」も「しかし」も無いが、劣等感の塊。そして、「いい男」が全部嫌いなのだそうだ。日本の芸能界でもディレクター、カメラマン、脚本家達は「いい男」が嫌いだから「いい男」のスターが出てこない、と独自の分析。

  「だから韓国から輸入しなければならなくなっちゃったのよ」

と笑って話した。

 女性バッシングに続き、男性に対しても厳しい意見が出たところで、さんまさんが、

  「男性になろうとも思わなかった?」

と訊いた。美輪さんは一瞬口ごもり、人間を見るときには、男や女というのはどうでもいいことで、「心の状態」が大切だ、といって、話をはぐらかした。そして、自分の周りには天才がワーッと集まってくる、と有名人の名前を列挙した。江戸川乱歩、17代目中村勘三郎、三島由紀夫、川端康成、五木寛之、大江健三郎の名前が出たが、その中に女性は一人もいなかった。


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