金大中事件 警視庁公安部、日韓刑事共助条約に基づく捜査協力を要請することを決定（フジTV）
1973年の金大中(キム・デジュン)氏拉致事件で、警視庁公安部は10月、韓国政府が発表した事件の調査報告書を分析した結果、新しい事実があると判断し、近く日韓刑事共助条約に基づく捜査協力を要請することを決めた。この事件は1973年、金大中氏が都内のホテルで何者かに拉致され、数日後にソウル市の自宅近くで解放されたもので、10月、韓国政府が当時の情報機関が関与したとする調査報告書を発表していた。
公安部で報告書を分析した結果、これまでの捜査で明らかになっていなかった事実の記載があったことから、日韓刑事共助条約に基づく捜査協力を求める方針を固めたもの。
現場に指紋を残した大使館の書記官の聴取も求めるとみられるが、韓国側から協力を得るのは難しいとみられる。
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2007/11/22 23:00