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2007年11月20日(火) 10時00分

三田佳子 周囲をうならせた謝罪会見日刊ゲンダイ

 1回目の謝罪会見は母、2回目は父、3回目は再び母、とすると、4回目があれば……。
 何とも懲りない一家なのだ。二男の高橋祐也(27)が覚醒剤で3度目の逮捕となり、母親の三田佳子(66)が16日、謝罪会見を行った。
 息子が逮捕されるたびに交互に謝罪会見を開いてきた三田と夫で元NHKプロデューサーの高橋康夫氏。今回が“順番”の三田は、二男について「1年ほど前から少し様子がおかしかった。うつ状態がひどく、病院に通っていました」と説明。2、3年前から睡眠薬を服用するようになり、薬物依存とうつ病で通院していたという。
 とっくに成人している息子の犯罪で親を責めるつもりはないが、「私もいろいろと努力してきた」と会見で語る三田には、何か釈然としないものを感じる。しかも、三田は発売中の週刊誌のインタビューでも「子供が小さかった頃は、おっぱいあげたり、お買い物に行ったり、やれることは極力やっていた」「私が子育てで唯一こだわったのは、ごはんとみそ汁と納豆を好きになってもらうこと」と、母親論をイケシャーシャーと語っているのだ。
「三田の謝罪会見を見ていて、まるで反省していないことが分かりました。ただし、あの会見は『女優・三田佳子』をアピールするショーなのです。だから9年前と同様、きっちりいい場面で涙を見せ、『私は女優よ』と輝いていた」(コラムニスト・清野徹氏)
 三田は12月と来年2月に長男の森宮隆と共演する舞台「エドの舞踏会」を控えている。格好のPRになったかもしれない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071120-00000001-gen-ent