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2007年11月20日(火) 10時00分

女子中高生の間で「恋空」現象が起きている日刊ゲンダイ

 新垣結衣(19)の主演映画「恋空」が一大旋風になっている。週末などは入場できない劇場やパンフレットが売り切れる劇場が続出しているという。これは社会現象といっていいだろう。
「恋空」は大ヒットしたケータイ小説が原作のラブストーリー。新垣はレイプ、妊娠、恋人の悲劇などに立ち向かう難役に挑戦している。大ヒットしているのは10代の男女の携帯メールなどの“口コミ”も効いて、競うように映画館に足を運んでいるからだ。
「最初は中高生が多かったのですが、ここにきて小学生の女の子が劇場に押しかけている。土日だけでなく、平日に学校が終わってから見に来るケースも多い。都心部よりは近郊のシネコンが強いのも特徴で、10代にこんなに受けているのは『リング』以来かもしれません」(映画関係者)
 配給の東宝もウハウハだ。東宝は同時に公開されて大ヒット中の「ALWAYS 続・三丁目の夕日」も配給しているから笑いが止まらない。
「先行したのは『続・三丁目』です。公開9日間の興収は『続・三丁目』が15億円、『恋空』は13億円ですが、現在の勢いは『恋空』が上です。逆転する可能性もありますよ」(事情通)
 ヒットしているケータイ小説には「赤い糸」や「恋空」のサイドストーリーの「君空」などがあり、映画化の可能性が高まっている。ケータイ小説の時代なのか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071120-00000002-gen-ent