記事登録
2007年11月17日(土) 10時00分

この人物のオモテとウラ 里田まい(タレント)日刊ゲンダイ

「クイズ!ヘキサゴン(2)」の島田紳助が、想像を絶する珍解答ぶりにあきれ「久しぶりに来ました、本格派です」と発したそのひと言で準レギュラー化が決まった。
“芸能界のアホ製造所”の異名を持つ同番組で、視聴率20%超えの急先鋒となり、新たなクイズ番組ブームに火をつけた“おバカ”の代表格、里田まい(23)から目が離せない。
 今やクイズ番組では、正解率の高さやお色気より“バカカワイイ”キャラがウケる時代。中でも里田まいの“おバカ”ぶりはクイズ番組の枠を超え、私生活全般にまで及ぶ“伝説”の域に高まっている。「バカカワ」里田が「満を持して」(?)この11月に出版した「里田まいのおバカ伝説」(竹書房)に掲載された周囲の知人らの証言を拾うと……。
●着ているマフラーのブランドを聞かれて、タグの英語を見ながら「ドリークラニング」と答えた(本当はドライクリーニング)。
●里田のマネジャーさんが、ビデオ撮影のスタッフに注意していた。
「この子、お腹がすくと必ず機嫌が悪くなりますんで」(注・危険なので食べ物を与えてください)
●友達の前でゴキブリを瞬殺し「やっぱり大きいわ! 北海道にはいないよ」と写メを撮り、北海道の母親に送っていた。

「クイズ!ヘキサゴン」では、苦労せず一度に大金を手に入れる意の4字熟語を「家庭崩壊」、ヤゴが成長すると「ウミガメになる」などと、抱腹絶倒の珍解答ぶりは数限りなくあるが、あとから番組に加わり最低ランクの珍解答を競い合っているスザンヌ(21)、木下優樹菜(19)らを従えて、“おバカ3人娘”のリーダーとして「Pabo」という新ユニットを結成、この9月にはCD曲「恋のヘキサゴン」を発売した。キャンディーズ張りのフリフリ衣装で、「難しい漢字読めないわ 彼の気持ちは全部読めるのに」と、紳助作詞の妙なお色気路線で“バカカワイイ”という新ジャンル(?)を築き上げた。
 札幌市出身で小6からソフトテニスに熱中し、高校時代は道大会準優勝メンバーのひとり。モー娘も加入するハロー!プロジェクトのメンバーで結成した女子フットサルチーム「ガッタス ブリリャンチスH.P。」の03年結成当初からのメンバーで、今年結成したばかりの「サッポロチェルビーズ」では主将も務める。
 両チームが初激突したこの11月4日の札幌決戦ではチェルビーズを率い、先輩チームに2対3の僅差で敗れたが、2ゴールをいずれも里田が決め、地元ファンを沸かせた。
“おバカ”キャラに“スポーツ万能”、それでいて、水着になれば超ド級のセクシーダイナマイツ——。あまりにも違いすぎるそのギャップが、里田ファンをPaboの歌どおり「ホ〜ラホラホラ……チンプンカンプン……イチコロ!」にしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071117-00000005-gen-ent