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2007年11月17日(土) 10時00分

小朝の離婚はこぶ平の林家正蔵襲名と関係ないのか日刊ゲンダイ

 春風亭小朝(52)と泰葉(46)の突然の離婚発表にはビックリだが、気になるのは今後のことだろう。泰葉はイベントのプロデュースなどを手がけながら、芸能界に復帰して音楽活動などを行うと語ったが、小朝はどうするのか。
 小朝は今や落語界のスターで一番の売れっ子である。義弟だった林家こぶ平が一門の大名跡の林家正蔵を襲名し、その弟のいっ平が09年に一門の象徴といえる「三平」を襲名。そんな元親族らが次々に大名跡を継承していく中で実力、格で圧倒している小朝が今のままというのも変で、そのことも離婚と関係があるのではないか。
 芸能評論家の肥留間正明氏がこういう。
「小朝が泰葉と結婚した当時、正蔵を襲名するのは実は小朝じゃないかといわれていた。実際、こぶ平時代の正蔵が“小朝兄さんは正蔵の名前が欲しいんじゃないの?”といったこともあるほどです。そんなことがあるから、小朝もこぶ平と一緒に落語をやったり、海老名家を精いっぱい、もり立ててきたんです。でも、こぶ平が正蔵を継ぎ、いっ平が三平を継ぐことになって彼なりに考え、離婚を決断した面もあるのではないか」
 小朝の親族は「まったく知らなかった。以前から小朝は“正蔵の名跡を狙っているなんていわれるのが不愉快”と話していた」と語っているが。
 いずれにしても小朝はこれから今の「小朝」の名前を自分で大きくしていくしかなくなった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071117-00000004-gen-ent