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2007年11月17日(土) 10時00分

笑福亭鶴瓶 07年紅白はお調子者のハプニングがお楽しみ?! 日刊ゲンダイ

●裸好き
「ホントに大丈夫か?」——。今年のNHK紅白歌合戦の司会に抜擢された笑福亭鶴瓶(55)を心配する声が上がっている。
 鶴瓶といえば、“裸”や“開チン”にまつわる逸話に事欠かない。紅白の生放送中にその手のハプニングが起これば、大問題になるのは必至だ。
 03年の「27時間テレビ」(フジテレビ)の生放送中に泥酔して全裸になり、生チンを全国に放送して大問題になった事件は記憶に新しいが、それまでにも鶴瓶はたびたび騒動を起こしている。
 かつてテレビ東京で放送していた「独占!男の時間」では、カメラに局部を押し付ける暴挙に出て謹慎処分を受け、2年後に再出演したときにも肛門を披露。以来、28年間にわたってテレ東への出入りを禁じられていた。
 深夜番組で放送禁止用語を連発して降板したり、ラジオ番組にゲスト出演した新人アイドルに向かって「これ見たことありますか」と局部を丸出しにして大騒ぎになったこともある。鶴瓶はちっとも反省していないのだ。
 昨年の紅白ではDJ OZMAの“全裸ボディースーツ”が大騒動に発展した。鶴瓶は「ハプニング? ないです、そんなものは。紅白を楽しみにしている人たちの期待は傷つけない」と宣言しているが……。

●人気健在
 かつて14本のレギュラーを抱えていたように、鶴瓶の人気ぶりはすごい。
 現在も「鶴瓶の家族に乾杯」(NHK)をはじめ、「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ)、「笑っていいとも!」(フジ)、「きらきらアフロ」(テレ東)などのレギュラーを持っている。
「フリートークが巧みで、先輩後輩を問わず、さまざまな分野の出演者とも自分の持ち味を殺さずに絡むことができる。『いいとも』のレギュラーを20年間続けているタレントは司会のタモリは別として鶴瓶だけですからね。人情味のある雰囲気や語り口で、視聴者に安心感を与えるのでしょう」(テレビ関係者)
 幅広い世代にウケている鶴瓶は紅白の司会にうってつけか。

●月収2700万円?
 テレビだけでなく“本職”の落語にも力を入れている。定期的に「鶴瓶噺」などの独演会を開催し、春風亭小朝や林家正蔵らと一緒に「六人の会」を結成し、落語に取り組んでいる。師匠の故・6代目松鶴の住居跡に建てた寄席小屋で行う演芸イベント「帝塚山 無学の会」も主催している。
 テレビも舞台も精力的にこなしているだけあって、稼ぎっぷりはハンパじゃない。
「自分のラジオ番組で月収2700万円と漏らしたことがあるほどです。家族と住んでいる兵庫・西宮の自宅は440坪の大豪邸で、温泉付きプールや庭にジュースの自動販売機がある。ハワイの一等地に豪華コンドミニアムも持っていて、正月は毎年その別荘で家族と過ごしています」(芸能記者)
 紅白の司会が成功すれば、さらに稼ぎが増えるかもしれない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071117-00000001-gen-ent