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2007年11月16日(金) 10時00分

長澤まさみ NHK紅白に嫌われたのはどうしてか日刊ゲンダイ

「紅白歌合戦」の司会者が発表された。SMAPの中居正広(35)が紅組司会、笑福亭鶴瓶(55)が白組司会という組み合わせに会見場はひっくり返った。
 それも当然だ。51年ぶりに、紅白ともに男が司会者。しかも、紅組の最有力候補だった長澤まさみ(20)の姿がなかったのだからファンは失意のどん底だ。なぜ長澤はNHKに嫌われたのか。
 実は司会者の話に乗り気だったのは長澤サイドだという。
「長澤サイドは女優としての人気を盤石にするため、国民的番組の紅白の司会にチャレンジさせたかった。成功すれば、同世代のライバルから頭ひとつ抜け出すことができるからね」(事情通)
 その思惑が大きく外れた理由は3点。
 ひとつは中居が所属するジャニーズ事務所の意向である。長澤は夏にジャニーズの人気グループ「嵐」の二宮和也との交際をスッパ抜かれた。これにジャニーズはまだ激怒していて、長澤は中居の相手としてふさわしくないと突っぱねたという。
 もうひとつは長澤の人気急落だ。現在、長澤は連続ドラマ「ハタチの恋人」(TBS)で明石家さんまと共演中だが、今クールのドラマで最下位争いをしている。
「『ハタチ』の放送にあわせるかのように“紅組司会は長澤”というアドバルーン記事が出たのですが、肝心のドラマが大コケです。11日放送の視聴率は7%台、平均で10%を切ってボロボロ。それでなくても、10月に放送されたテレビ朝日の特別ドラマが7%前後に低迷してメッキがはがれつつあった。“国民的人気”という看板が欲しいといっても、NHKは首を縦には振りませんよ」(音楽関係者)
 さらに、長澤がNHKへの貢献度が高いとはいえないことも、NGになった要因だろう。
 中居と鶴瓶のコンビじゃ見る気も起きない。そんな視聴者の声が聞こえてきそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071116-00000001-gen-ent