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2007年11月14日(水) 11時31分

キュート社長、起訴事実否認=真珠商法事件初公判−松山地裁時事通信

 愛媛県愛南町の真珠販売会社「キュート」による出資法違反・詐欺事件で、出資法違反(預かり金の禁止)罪に問われた同社社長浦川満夫被告(64)ら4人の初公判が14日、松山地裁(村越一浩裁判長)であり、同被告は「全く違う。(受け取った金は)商品販売の代金」と起訴事実を否認した。
 ほかの3人のうち、元事務担当中野シヅヱ被告(60)は否認、元総括本部長石川富士江(70)と元北海道・東北地区本部長星宏明(45)の両被告は、起訴事実を認めた。
 起訴状などによると、浦川被告らは共謀し、2005年1〜7月、真珠養殖事業への出資名目で、元本保証と高配当を約束し、22人から現金計7020万円を集めた。
 愛媛、宮城など6県警合同捜査本部の調べでは、浦川被告らは同様手口で42都道府県の約2200人から計47億6000万円を集めたことが判明している。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071114-00000045-jij-soci