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2007年11月14日(水) 15時01分

新居浜駅前区画整理:補償金詐欺 市が被告に、共同不法行為で損賠求め通知書 /愛媛毎日新聞

 新居浜市のJR前土地区画整理事業を巡る補償金詐欺事件で、同市は13日、詐欺罪に問われている同市松木町、元マンション経営、水野幸茂被告(51)に対し、事件の舞台となった「第3水野マンション」と同様に「第1水野マンション」でも共同不法行為で損害を被ったとして、総額2610万2300円の損害賠償請求の通知書を同日付の内容証明郵便で送付したと発表した。
 損害額の内訳は、所有者に対する家賃の欠収・減収や使用収益停止補償金が約1654万円、借家人に対する物件移転補償が約956万円。補償金の支払日から納入日までの間、年5%の遅延損害金も請求した。記者会見した田村浩志収入役は「市としてできるだけ早く、搾取された補償金を取り戻したい」と話した。

11月14日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071114-00000208-mailo-l38