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2007年11月14日(水) 13時01分

化粧品大量窃盗:ベトナム国籍2被告に実刑−−地裁判決 /鳥取毎日新聞

 鳥取市内のドラッグストアなどで化粧品を大量に盗んだとして窃盗罪などに問われたベトナム国籍の愛知県岡崎市、無職、レ・カッ・トゥン(34)とグェン・ティ・ハン(28)両被告の判決公判が13日、鳥取地裁であった。小倉哲浩裁判官はレ被告に懲役1年10月(求刑懲役4年)、グェン被告に同2年4月(同3年)を言い渡し、ベトナム人窃盗グループの5人の公判はすべて終了した。
 判決によると両被告は共謀して今年4〜5月、鳥取市、岡山市など計4カ所のドラッグストアなどで、化粧品計約650点(総額約200万円)を盗んだ。
 小倉裁判官は化粧品を転売して利益を得ようと考え、盗品をセンサーに反応しないよう加工したカバンに入れたり、商品の防犯タグを取った手口は「大胆で悪質」とした。
 同グループのほかの3人は、すでに同地裁で懲役2年〜2年6月の判決が確定しており、県警は10月16日、捜査を終結した。【宇多川はるか】

11月14日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071114-00000153-mailo-l31