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2007年11月14日(水) 07時51分

生活保護費不正受給事件 県警、生活実態を調査産経新聞

 民家に路上生活者らを住まわせて生活保護費を不正に受けたとして、大阪府の不動産会社経営、加地元次被告(56)が生活保護法違反容疑などで逮捕、起訴された事件で、県警は13日、生活保護法違反容疑で生活実態を調べるため、橋本市高野口町の民家の検証を行った。

 検証は県警の捜査員や地元の消防職員ら約10人が午後1時半から約2時間余りにわたって実施。民家の間取りの確認や住人からの聞き取りをしたほか、家屋の構造が消防法や建築基準法に抵触していないかどうかについても調べた。

 県警は、加地被告が住人の1人について生活保護の申請をする際、無断で賃貸契約書を作成して提出していた疑いがあるとみており、検証結果をみて慎重に捜査する方針。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071114-00000015-san-l30