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2007年11月13日(火) 10時00分

小泉今日子がヒロインを演じる2本の映画はどっちが面白いか日刊ゲンダイ

 小泉今日子(41)が出演している映画が今日10日に2本公開される。脇役クラスなら、同日公開の映画に出演した例があるが、小泉の場合、どちらもヒロインとして出演しているから、映画界の珍現象である。
 もっとも、ファンにしてみれば小泉が出まくって活躍していることは大歓迎のはずで、興味は面白いのはどちらかに尽きるだろう。
 小泉の映画の一本は中村勘三郎、柄本明と共演の「やじきた道中 てれすこ」。この映画で小泉は男をたぶらかし、金を巻き上げるハスッパな花魁(おいらん)を演じている。
 もう一本はオダギリジョー、三浦友和と共演の「転々」。小泉は貧乏人のオダギリ、借金取りの三浦と共同生活をし、男2人が旅に出る物語だ。
 映画評論家の秋本鉄次氏がこう言う。
「『てれすこ』は日本人には馴染みがある物語だし、赤じゅばん姿のキョンキョンの艶っぽさがいいですね。一方の『転々』は東京を散歩する脱力系の物語ですが、彼女の“肛門のひだの筋が一本足りない”なんてドッキリさせるセリフもあってそれなりに楽しめる。結論は、面白いのは『てれすこ』で、中高年向きです。もっとも、若い人ならやっぱりオダギリが出ている『転々』になると思います」
 さて、どっちにしますか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071113-00000002-gen-ent