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2007年11月13日(火) 12時57分

鳥越・新そばまつりと驚きのカニ汁ツカサネット新聞

11月10日のお昼、石川県白山市で開かれた「鳥越新そばまつり」でとろろそばとカニ汁を食べてきました。驚いたのが、500円のカニ汁。コウバコガニが一匹まるごと入っているのです!あと、ねぎとつみれ5、6個。

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夫と子供が新そばを注文して待っている間にカニ汁を買ってきた私は、一人で先に、まつり会場中央のテント下のテーブル席へ。

「あらあ、カ二入っとるん?」そばを食べていた年配のご夫婦の夫人が驚いた声で言います。「カニ一匹まるごと!」テーブルにカニ汁を置きながら答えると「どこに売っとる?」その夫人はカニを見つめながら聞きます。「あっちの坂の上」と答えると「ああ、あんなとこまで行かないかんのか」とご主人が残念そうに言いました。
 
テーブル席から、100mほど離れた場所にカニ汁の屋台があり、途中には10mほどの石段があります。遠いといえば遠い距離…。私も夫に催促されなければ買ってこなかったという話も。「どうする?」ご夫婦は相談しはじめました。

娘が来たので、娘とカニ汁で記念写真を撮っていると、さきほどの夫人がくすくす笑っています。私も笑えてきました。そこへ夫と息子がとろろそばを4つ運んできました。カニ汁1杯は家族4人でまわして食べました。やはり、汁にカニのこくがあり、おいしかったです。カニの甲羅をはがして、身もしっかり食べました。帰る途中、お店の人が威勢良くおもちをついている姿を目にし、思わず、500円の草だんご1パックを買いました。

鳥越そばまつりでは、新そばのほかに、地元名物の栃もちをはじめ、地元の取れたて農産物なども販売しています。毎年この時期に開催され、今年で9回だそうです。会場はバードハミング鳥越、サイクルランド周辺。

4年前に足を運んだ時より、規模が3倍ほど大きくなっていました。


お問い合わせ 鳥越そばまつり実行委員会
TEL 0761-94-2011
今年は11月10日、11日が開催日でした。


(記者:橋本 みさ)

■写真
写真撮影:橋本 みさ記者

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