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2007年11月13日(火) 18時32分

集金スタッフ195人がNHK提訴=賃金切り下げ分請求−東京地裁時事通信

 北海道から関西地方の14都道府県に住むNHK受信料の集金スタッフ195人が13日、一方的に賃金を切り下げられたとして、NHKに前年度との差額分計約2400万円の補てんを求める訴訟を東京地裁に起こした。
 訴状によると、2004年から06年にNHK職員の不祥事が相次いだ影響で、受信料の支払いを拒否する視聴者が急増。歩合制の集金スタッフの収入が減少したため、NHKはスタッフに加算金を支払うなどの支援策を行った。
 しかし、NHKは07年度については、業績が回復してきたとして、支援策の規模を縮小した。
 これに対し、原告側は「不祥事の影響はまだ続いている」と主張。今年4月から7月までの4カ月分について、前年度との差額分を支払うよう求めた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071113-00000122-jij-soci