記事登録
2007年11月13日(火) 16時01分

伊賀市総務部長詐欺:起訴の前総務部長を懲戒免職 市長「深くおわび」 /三重毎日新聞

 伊賀市の前総務部長・長谷川正俊被告(59)が詐欺と有印公文書偽造、同行使の罪で逮捕、起訴された事件で、同市は12日、長谷川被告を懲戒免職処分にした。
 長谷川被告は旧上野市(現伊賀市)税務課長時代の01年12月と02年3月、納税手続きの代行を理由に、知人男性から現金計約535万円をだまし取ったうえ、03年7月には、税の還付を装うために上野市長の公印を押した公文書を偽造し、男性に交付したとされる。
 市は、このような行為が地方公務員法の定める法令順守義務や信用失墜行為禁止の違反などに該当すると判断した。
 今岡睦之同市長は「公務員としてはあってはならない行為で、深くおわび申しあげる。職員の綱紀粛正に努める」とのコメントを出した。【傳田賢史】
〔伊賀版〕

11月13日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071113-00000199-mailo-l24