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2007年11月12日(月) 11時37分

世界金融危機の本番はこれからだツカサネット新聞

続々と表面化してきたサブプライム問題。

相次ぐ被害が世界中を襲っている。イギリスでは焦げ付き増しでHSBCの閉鎖。スイスでは金融大手UBSで4000億円の大損で赤字転落。ドイツでもドイツ銀行が3600億円の大損。アメリカでは住宅の着工が12年振りに低水準となりメリルリンチは会長が解任、中国でも既に中国銀行が約367億円の損失引当金を計上。IMF[国際通貨基金]試算によれば損失は最大23兆円。その他金融機関でもサブプライムショックがさらに顕在化するだろう。

そして日本でもインターネット専業証券大手3社が減収減益。金融大手では、それぞれグループ全体での判明分となるものの、

みずほ証券……約260億円
野村HD……約1460億円
三菱UFJ……約200〜300億円
三井住友……約40億円
新生銀行……約75億円
農林中央金庫……約400億円

なども損失負債が報告されている。

いよいよ本格化してきたサブプライムショック。アメリカ経済破綻から起こる混乱の足音が聞こえてきた。世界金融危機の本番はこれからだ。


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(記者:ツカサの代表)

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