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2007年11月11日(日) 13時30分

広島カープの新井 FA宣言に思うツカサネット新聞

「もしもドラゴンボールが7つ集まったら?」と聞かれたら、「広島カープの選手になりたい!」と、子供の頃の僕なら、迷わず答えると思う。それだけ、広島に生まれ育った僕にとって、広島カープというプロ野球団は特別な存在。会えるなら王・長嶋よりも、山本浩二・衣笠祥雄、マウンドに立たせてもらえるなら甲子園球場よりも、広島市民球場、それくらい広島カープが好き。

僕と同じ広島で生まれ育ち、小さい頃から大のカープファンだったという新井選手がFAすると聞き、ちょっと複雑な気持ち。

広島に生まれた、カープファンの男の子なら一度は憧れる、「カープの不動の4番バッター」という選ばれた者しか座れない椅子。新井選手も一度はそこまで上り詰めたことで、「OK」だったはずだ。でも、人間は、男とは、もっと上を見たくなる生き物。カープファンとしては痛いことだけど、新井選手の決断をまずは「おめでとう!」と言ってあげたい。

そんな気持ち。


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(記者:西山 仁胤)

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