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2007年11月11日(日) 13時01分

個人情報:松戸市、また紛失 金ケ作小教諭ハードディスク、通知票下書きなど /千葉毎日新聞

 松戸市教育委員会は10日、市立金ケ作小学校(前野十行校長、児童273人)の男性教諭(43)が、児童の個人情報が入った外付けハードディスク1個を紛失したと発表した。同市では7月にも市立中学校で男性教諭2人が、生徒の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失。市教委がハードディスクやパソコンは鍵のかかるロッカーなどに保管するよう指導していたが、守られていなかった。
 市教委によると、ハードディスクは私物で、昨年担任した6年生28人と、今年担任している5年生31人の教科ごとの観点別評価、通知票所見の下書き、昨年のサッカーや陸上などの部活動参加児童の氏名などが入っていた。10月25日ごろ、教室内で紛失したらしい。
 また、女性教諭(52)は10月25〜28日の間、教室の段ボール箱に入れた私物のノートパソコン1台がなくなったという。個人情報は入っていなかったという。
 学校は10日、臨時保護者会を開いて、関係児童の保護者に謝罪。市教委は「7月の反省が教諭一人一人にまで行き届かなかったことを重く受け止め、指導の徹底を図るよう努める」としている。【長谷川力】

11月11日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071111-00000135-mailo-l12