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2007年11月10日(土) 08時02分

山田洋行 逮捕の元専務 証拠隠滅指示か 日本ミライズ、大量の書類廃棄産経新聞

 山田洋行をめぐる不正支出事件で逮捕された同社元専務、宮崎元伸容疑者(69)が社長だった防衛専門商社「日本ミライズ」で、強制捜査の1カ月ほど前から大量の書類がシュレッダーにかけられて廃棄されていたことが、関係者の話で分かった。当時、宮崎容疑者は捜査が進んでいることを知っていたことなどから、関連資料の証拠隠滅を指示した疑いも出てきた。また、宮崎容疑者が、山田洋行在籍中に守屋武昌前防衛事務次官(63)をゴルフ接待した際、会社に提出する経費伝票では前次官の名前を伏せていたことも判明。知られたくないことは隠そうとする宮崎容疑者の“隠蔽(いんぺい)体質”が、次々と明るみに出た。


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