記事登録
2007年11月09日(金) 22時00分

「比内鶏」、10日にも捜索=肉薫製や卵の虚偽表示−秋田県警時事通信

 秋田県大館市の食肉加工会社「比内鶏」の偽装表示問題で、県警生活環境課などは9日、不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで、10日にも同社などを家宅捜索する方針を固めた。安値の「廃鶏」を使いながら、地元特産の「比内地鶏」と名付けていたなどとされ、県警は詐欺容疑も視野に全容解明を進める。
 県の調査によると、同社は製造していた24品目のうち、薫製や鶏団子など15品目で、比内地鶏を使用したような名称を付けながら、まったく使っていなかった。
 偽装は約10年前から始まったといい、うち薫製の2商品では賞味期限の改ざんも行われていた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071109-00000180-jij-soci