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2007年11月09日(金) 10時00分

「ミシュラン東京版」 ★を取ったのはどこだ!? 日刊ゲンダイ

 話題のガイドブック「ミシュランガイド東京2008」の発売まで2週間余り。はたして星が付く店は何店あるのか?噂が噂を呼ぶ盛り上がりだが、実は発売日3日前の19日に行われる出版記念パーティーが話題なのだ。
「このパーティーへの招待状が届いたシェフは、星が確定ともっぱらなんです」(グルメライター)
 案内状を読むと、当日は世界中の三つ星シェフのほかに、“「ミシュランガイド東京2008」で星を獲得したシェフ来場”と書いてある。そこで招待状が届いたかどうかを各名店へ聞いてみたら……。
「届いてます。当日は営業日なのでお断りしたのですが、どうしても出席をということで、臨時休業にします」と語るのは、白金台のフレンチ「カンテサンス」。こんなに熱心に出席を勧められるということは、星は確実か。
 下馬評では有力の「赤坂 菊乃井」にも届いていた。店側は「『(もし星が取れたら)また忙しくなるなぁ』と言っています」と余裕のコメント。パリで三つ星を持つシェフの「ピエール・ガニェール・ア・東京」(青山・仏料理)、「ガストロノミ・ジョエル・ロブション」(恵比寿・仏料理)にも届いていた。また、「ミシェル・トロワグロ本人は来日しますが、東京のお店には招待状は来ていません」(新宿「キュイジーヌ[s]ミシェル・トロワグロ」)というケースや、「お答えすることではない」(虎ノ門「と村」)という頑なな店、「届いてますが、行ったほうがいいんですかね」(銀座のある老舗寿司店)などと、反応はさまざまだった。
「招待状は100人程度にお送りしています。たとえばNY版では三つ星は4店。そうすると招待状をお送りしたお店すべてが星を獲得するのは、現実的といえないのでは……。パーティー当日は、壇上で総責任者のジャン・リュック・ナレが、星を取ったシェフ何人かに話を聞くという趣向のようですよ」(ミシュランガイド広報事務局)
 当日までドキドキはありそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071109-00000008-gen-ent