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2007年11月08日(木) 10時00分

宮崎元専務 退職後も腹心をコントロール日刊ゲンダイ

 守屋前次官を接待漬けにしていた日本ミライズ社長の宮崎元伸氏が、山田洋行を退社後も腹心の部下を外部から操って、守屋接待用の裏金を管理させ、処理させていたことが明らかになった。
 宮崎氏は昨年6月に山田洋行を退社し、日本ミライズを設立した。
 守屋前次官は、宮崎氏が山田洋行を退社後も接待を受けていたことを10月29日の証人喚問で認めている。
 宮崎氏は山田洋行時代に接待などに自由に使えるよう部下に指示して裏金をつくらせていたが、退社後も、腹心の元部下に指示し、裏金を管理させ、接待費などの支払いに充てさせていたという。
 東京地検特捜部もこうした金の流れを把握しており、元部下からも事情を聴いているとみられる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071108-00000009-gen-ent