記事登録
2007年11月08日(木) 12時04分

教諭体罰で生徒が骨折 栃木・小山市の中学校産経新聞

 栃木県小山市立の公立中学校で、1年生の男子生徒が担任の男性教諭(45)から体罰を受け、左鎖骨を骨折していたことが8日、わかった。県教委と小山市教委は同日、この男性教諭から事情を聴き、処分を検討する。

 同市教委によると、事故があったのは10月23日午前。音楽室で文化祭に向けたコーラスの練習中、男性教諭が練習に参加しない生徒がいたため注意したところ、生徒が手を払うなど反抗的な態度をしたため激高、生徒の胸ぐらをつかんで壁に押しつけた。生徒は転倒し、床に体を打ち付けて骨折したという。

 教諭は「ついカッとなってしまった。申し訳ない」と話している。

【関連記事】
コーチ体罰で後遺症 元高校サッカー部員が提訴
恐怖教室…小4教諭が「死ね」「うざい」そして体罰
「いじめはあるか」全53相撲部屋にアンケート
体罰常習なのに「スーパー教諭」認定
いじめ自殺の遺族に見舞金 共済新基準を適用

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071108-00000924-san-soci