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2007年11月08日(木) 21時06分

4人に1人?!大阪市の処分者、2年半で1万人産経新聞

 不祥事が相次ぐ大阪市は8日、10月中に実施した10人の懲戒処分を発表した。うち1人は免職、4人を停職。このほかに同期間中に計15人を文書訓告などの処分にした。平成17年3月のカラ残業問題の大量処分以降の市の処分者数は10月末までで、延べ1万66人となった。市職員数は約4万3000人(平成19年4月時点)。2年半で、おおむね4人に1人が処分された計算になる。

 10月は、学校徴収金など約300万円を着服した女性事務職員(25)を懲戒免職にしたほか、万引した大阪市立大学職員を停職2カ月。7年間、知人のかまぼこ店で時給1200円のアルバイトをしていた交通局職員(40)は停職10日とした。

 また、災害対応のために作られている水道局公舎に居住せず、息子を住まわせていた職員(59)を停職1カ月。職員は昭和48年から公舎に居住していたが、平成14年に新居を購入し転居、その後は30代の長男が暮らしていた。

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