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2007年11月07日(水) 11時18分

日本ハムの非情な仕事ツカサネット新聞

日本ハムの白井ヘッド兼内野守備コーチ、佐藤投手コーチ、淡口打撃コーチが解任されました。
この時期、このタイミングに何故?通達を遅らせた原因は?
日本一を逃したことなのか、梨田新監督の意向なのか。詳細は今のところ不明です。もしかしたら、解任は決まっていたけどクライマックスシリーズを控えていたので自重したのかもしれない。もしこれが理由なら最悪です。
メディアへの公表だけならともかく、本人への通達が遅れるのです。佐藤氏、淡口氏も言っていましたが、他球団が体制を整えているこの時期では動き様がない。彼等の生活を考えているのか疑問に思います。

ヒルマン監督はメジャーリーグ・ロイヤルズの監督へ「就職」が決まっている。5年間ヒルマン監督に従事した白井「元ヘッドコーチ」へは二軍の選手育成や管理を担うディレクター業を依頼したそうですが、白井氏は「監督が退団する時は自分もと決めていた」とこれを辞退しています。ただ、その意思以外にも思うところはあったのではないでしょうか。

現場を大事にしない会社は生きません。これは野球に限らず、どんな職業でもそうでしょう。この解任がファンや選手へ与える影響はメディアの扱い以上に大きいことだと思います。

私は最近にもこのような趣の投稿をしています。この投稿が掲載されれば同じ時期、同じジャンルに三つの記事を載せたことになる。このことで反発はあるかもしれないし、自粛すべきだと言われるかもしれない。
しかしこの様な事態が続く限り、私は自分の声を文字に換えたい。目に見えるものはもちろん、それ以外でも向けるべきものはあるはずです。

リーグ優勝を決めたものの、このオフはどうなるのか。真相は神のみぞ知るでも前途したコーチの解任という事実そのものは決して明るくはない。
札幌への移転を機に人気球団へと発展させた日本ハム。昨シーズンの新庄、小笠原に加えまた功労者が去って行く。
サイクルの終焉を迎えるか今より身近で深い存在となるかは首脳陣が見据える世界で決まります。「シンジテマシタ〜」を「シンジラレナ〜イ」に変えてはいけない。
フロントには配慮ある行動をと願わずにはいられません。



(記者:想)

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