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2007年11月07日(水) 22時10分

教諭暴行 不登校に 京都共栄中 2年男子 4カ月、現在回復京都新聞

 京都府福知山市篠尾の京都共栄学園中(216人)で2年の男子生徒1人が6月、担任の男性教諭(40歳台)から暴行を受け、夏休みなどを含めて約4カ月間不登校の状態が続いていたことが7日わかった。同中はこの教諭を8月2日付で1カ月間減給10分の1の処分を行った。生徒は徐々に回復しつつあり、別室で個別指導を受けているという。
 同中によると、男性教諭は6月30日、生徒同士のトラブルを指導した際、生徒の顔を平手で数回たたき、わきばらなどもけり、全治約1カ月のけがを負わせたという。
 教諭は2日後の週明けに校長に事実を報告。生徒はその2日後から欠席したという。同中は保護者に直接謝罪する一方、男性教諭を内規に従い、懲戒免職に次ぐ減給処分にし、追加処分も検討しているという。
 國田敦校長は「指導の行きすぎは明らかで申し訳ない。今は精神面も含め、生徒の回復を最優先に取り組む」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071107-00000066-kyt-l26