記事登録
2007年11月07日(水) 11時02分

県:補助金8200万円が未収 国際リゾート短大の破産手続き継続で /三重毎日新聞

 06年11月に自己破産を申し立てた伊勢市二見町松下の職業訓練校「国際リゾート短期大学校」について、県は6日、返還請求している建設費などの補助金約8200万円が、破産手続きが継続しているため未収になっていることを明らかにした。県議会予算決算常任委員会総務生活分科会で報告した。
 同校は、職業能力開発促進法に基づく県の認定を受け、職業訓練法人「県サービス技能協会」が91年4月に開校した。旅館やホテルなどの従業員養成などが目的だったが開校当初から生徒の定員割れが続き、98年4月に休校。売却先などを探したが見つからず、06年11月に自己破産の申し立てをした。【田中功一】
〔三重版〕

11月7日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071107-00000042-mailo-l24