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2007年11月06日(火) 11時26分

小沢氏の自民党復党などないだろう、国民は賢くツカサネット新聞

テレビや大手新聞が書きたい放題書いているので、やはり書こうと思う。マスコミの仮説の中で飛び出している、今回の大連立騒動の余波で、小沢一郎氏が民主党を抜けて自民党に復党するプランなどは、ありえるわけがない。報道に毒されない方が良いと思う。

テレビ朝日の報道によると、匿名の自民党関係者の中には、小沢氏は今後、野党寄りか自民党寄りにするのか判断を決めかねている、まだ、政治的に成仏できないみたいだ、などと発言をしている者もいるという。仮に、自民党が民主党を抜けてきた小沢氏を引き取れば、国民の批判を浴びることになるだろう。日本国民は、冷静になって考えた方が良い。小沢氏が復帰した自民党に、今度の衆議院選挙で多くの国民が投票すると思いますか?

小沢氏がプラスされた自民党に、国民が衆議院選挙で大量投票してくれると自民党が本当に考えているとしたら、本当にどうしようもない党に成り果てていたことになる。

永田メール問題も大連立での小沢騒動でも、民主党にはあきれ果てた行動もあったが、その裏には自民党の胡散臭さが裏にあった。永田メール問題も大連立騒動も、自民党に思惑が無ければ、ここまで燃え盛ったかどうか疑問である。

小沢一郎という人物には、たしかに欠点があると思う。しかし今、日本国民に本当に必要なのは、小沢氏を自民党側の与党勢力に追いやるような批判ではなく、「小沢氏は健全な野党の大義を忘れたのか」という前向きな批判をすることではないだろうか。批判には、相手を怒らせる批判と反省させる批判がある。小沢氏を危険な爆弾にするような追い込み方をすれば、喜ぶのは、自民党と不祥事で追求を恐れている官僚、そして反省しない自民党でも大好きだと言っている人だけだろう。

今、小沢氏に必要なのは冷静になる時間だろう。小沢氏が仮に自民党に復党したら、自民党は政党失格である。解党でもしたほうが良い。


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小沢氏に誤魔化されるな!

(記者:日暮影太郎)

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