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2007年11月06日(火) 10時43分

夜に口笛を吹くと○○〜着口笛登場!ツカサネット新聞

「夜に口笛を吹くと○○がくるよ!」(○○の中は蛇、天狗など)こう言って、親にしかられたことがある人は結構いるのではないだろうか?最近、着メロならぬ、着口笛なるものが登場している。

口笛は、人間の身体を使った音の中で、管楽器に最も近い音を出すことができる。口笛世界大会はアメリカではもう30年以上前から開催されているが、日本で草分けと言われている、成人女性の部の優勝者、分山貴美子さんは、福岡市出身だ。優勝した、というニュースも印象にあったが、その随分後に、子ども番組に彼女が出演しており、実際彼女の口笛を聞くことができた。きっとこの口笛を聞くと多くの人が驚くのではないか。まさに、楽器。それでいて、この音が人間の身体から発している音と思うと、楽器とは違った親しみを感じる。

彼女の口笛は、映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の挿入曲や、NHKの番組テーマ曲などに使われるほど。
彼女は口笛講座なども開いて、口笛の素晴らしさを説いているとのこと。もともと彼女は音楽家なのだが、口笛が好きでずっと一人で吹いていたら、こんなにできるようになっちゃった、と話していた。
この世界大会では、日本人が大活躍だったそうだが、この日本大躍進も一つの要因になったのか、筆者が感じたように、口笛ってすごい、と思った人が増えたことで、このほど着口笛の登場につながったのだろう。

夜の口笛、の言い伝えは、戒めの為のものだと言われている。こんなことを、さんざん幼少時に言われている筆者などは、夜中の着信音として口笛が聞こえてくると、少しどきどきしてしまいそうだ。

(記者:チカラハハ)

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